所在地:由利本荘市福山
開催場所:豊受神社・地域内各所
開催日:1月11・16日/8月14日(令和2年度の再調査時点で休止中)
カテゴリー:獅子舞・番楽
福田獅子舞は番楽をともなう獅子舞であったが、番楽舞は調査時点では伝承されておらず、獅子舞のみとなっている。本海流獅子舞番楽の流れをくむもので、百宅(旧鳥海町)から中沢(旧西目町)を経て、弘化4年(1847年)にこの地に伝承されたという記録がある。1月11日に幕開きとして獅子宿で頭固め(あたまがため)をおこない、小正月とお盆に集落内各家々を廻る門付けが中心となっている。演じるときには必ず獅子宿から寄せ太鼓を打ちながら、会場までに行列を組んで出る。列順は、剣先、御獅子、神楽舞、太鼓、笛、鉦、歌い手、舞い手、御手・介添え人の順となっている。獅子舞は神様に供える舞とされ、神舞・神地舞・神宮獅子などの7演目があり、ほかの舞を雑舞といった。現在は獅子舞による門付けと悪魔祓いのみがおこなわれている。協力元:福田獅子舞保存会
獅子舞・番楽について