所在地:由利本荘市矢島町川辺字沢内
開催場所:日住神社・地域内各所
開催日:8月13日/12月31日
カテゴリー:獅子舞・番楽
獅子頭は日住神社(ひすみじんじゃ)の獅子と称し、舞は沢内獅子舞という。古くは獅子舞の他に番楽舞もあったとされるが、調査時点では番楽面や衣装、道具などは存在しない。この地の獅子舞は二階集落(旧鳥海町)に伝わる本海番楽の流れをくんでいるといわれた。調査時点では獅子舞だけで、大晦日と盆に悪魔祓い、家内安全、五穀豊穣を祈願して集落内各戸を廻って演舞されていた。神社から口上渡り(道中囃子)で家々を巡るのだが、家では神棚の前に獅子頭を安置して、口上渡りを2、3度囃して、次に獅子振りが幕取りを後にしたがえて獅子を舞わす。獅子は歯噛みを烈しく拍子にあわせて噛み鳴らす動作がみられる。獅子舞には歌がつけられていたが、調査時点ではおこなっていない。舞手は獅子振りと幕取りで、囃子手には太鼓、手平鉦、横笛がいる。協力元:川辺沢内獅子映像提供元:由利本荘市教育委員会矢島教育学習課
獅子舞・番楽について