女米木ばやし(めめきばやし)

所在地:秋田市雄和女米木
開催場所:高尾神社
開催日:7月7日(宵宮)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
女米木ばやしは、女米木の高尾神社(たかおじんじゃ)の宵宮祭に奉納されてきた踊りと囃子である。神社境内に櫓(やぐら)を組み、ここで白の着物に緋袴をつけて扇を採り踊る群舞である。この踊りは5番まであり、1番は扇を採り踊るが、2番はその扇を開いて、3番では扇を広げたままで踊るが立ち位置が入れ替わるものである。4番と5番は2番と3番の繰り返しとなる。囃子には、大太鼓、小太鼓、横笛、鼓、三味線、鉦がつけられるが、1曲のみでこれを1番から5番まで繰り返す。元はこの他に寄せ太鼓といって踊りはないが、前座の囃子のようなものがあったとされる。この始まりは、その昔に農家が豊作祈願のために、「お琴踊り」というものを習い覚えて奉納したのだとされる。剣囃子もこの時に踊るが、これは近年に取り入れたものという。協力元:女米木文芸協会女米木ばやし保存部会映像提供元:秋田県地域伝統芸能大会実行委員会

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