所在地:由利本荘市山田
開催場所:獅子宿・大山祗神社・地域内各所
開催日:1月16日/8月14日
カテゴリー:獅子舞・番楽
山田獅子舞は明治28年(1895年)に隣村の畑谷獅子舞連中から伝授されたというもので、釜ヶ台番楽(旧仁賀保町)と似通うところがあるために、釜ヶ台とも交流があったのではないかと推定されている。それにより、獅子舞と称しながら本海流獅子舞番楽と同様に番楽舞も数々あった。しかし、調査時点では神舞と獅子舞の2演舞しか伝わらない。獅子舞は門まわりといって、獅子振りをしながら家々を廻り舞って歩くもので、これは小正月と盆の2回おこなわれてきた。門まわりの際は街道渡りという歌のある囃子の曲を奏でながら移っていく。獅子宿という決まった代々の家があり、この宿から獅子舞が始められる。宿では獅子頭を安置して供物を捧げて拝礼するという作法があり、これを頭固めといっている。次に神社に獅子舞を奉納をし、門まわりとして家々の悪霊を祓うものとされる。協力元:山田獅子舞保存会
獅子舞・番楽について