今泉祇園囃子(いまいずみぎおんばやし)

所在地:横手市十文字町睦合字川前
開催場所:祇園社・永泉寺・地域内各所
開催日:8月14(宵宮)・15日(本祭)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
文政11年(1828年)に京都から御神輿を購入した際、これを運んだ村人がその途次において習い覚えた囃子と踊りを祭礼に奉納したのが始まりと伝えられているのが、この祇園囃子である。そのため祇園園社の祭礼とされる8月15日に神輿に供奉しながら披露し、またこの神社にも奉納がある。祇園囃子というが、これには獅子舞(獅子の口割り)の他に飴売り節といわれる、じょんさ節・拳節・伊勢音頭・塩釜甚句の4曲がある。飴売り節には囃子とともに踊りがつけられるものである。集落内では4カ所のお休み所で獅子舞がおこなわれるほか、御神輿の止まるところでも獅子舞がある。獅子舞は獅子舞保存会(獅子の口割り)という保存団体があり、囃子と踊りは祇園節保存会で担ってきた。囃子には締太鼓、鼓、横笛、チャッパがつけられている。この囃子は祇園社の信仰に伴うものとして祇園囃子と名付けられたとされる。協力元:今泉祇園囃子会

太鼓風流・祭り囃子について