角間川盆踊り(かくまがわぼんおどり)

所在地:大仙市角間川町
開催場所:角間川本通り
開催日:8月16日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:盆踊り
この地域の盆踊りは、以前では盆の14日から郷社祭日の20日までおこなっていたが、今は16日だけになっている。現在は角間川本通りという道路上でおこなうが、一時は神社境内でおこなったこともあった。本通りでおこなうのは本郷家、北島家、荒川家の地主家の前で披露することが慣わしとされたことからといわれる。路肩には囃子手の櫓(やぐら)を組み、道路中央に篝火(かがりび)を焚いて、その周りで踊るものである。かつては旭踊りと仁輪伽踊りがあって、旭踊りは雄物川の氾濫をくい止めようとして巫女を生き埋めにした旭塚の供養の踊りとされ、仁輪伽踊りは滑稽な即興踊りであった。昭和5年(1930年)に藤田庄八(ふじたしょうはち)が旭踊りと仁輪伽踊りを組み合わせて創作した踊りが今の盆踊りとなっている。そのため、現在もこの踊り方が伝承されて2番に分かれており、これを角間川盆踊りといっている。囃子には大太鼓と小太鼓に笛がつけられている。踊り手の服装は男女とも浴衣、草履を履き、編み笠を被る。協力元:角間川盆踊り保存会

盆踊りについて