内川こどもささら(うちかわこどもささら)

所在地:南秋田郡五城目町内川
開催場所:浅見内公民館・湯ノ又公民館・五城目神明社
開催日:5月5・第3土曜日(五城目町番楽競演会)(令和2年度の再調査時点で休止中)
カテゴリー:ささら・駒踊り
内川ささらは現在こどもという名称が付いているが、もとは青年らによるささらであった。ささらという獅子踊りで、一人立ち一頭獅子の三匹獅子踊りである。獅子踊りはオス二匹とメス一匹の獅子とされ、最初に前座(さきざ)の獅子踊りが披露され、次に奴踊りがある。奴踊りの演目はさんばそう・ながさき・おがみおどり・さんびょうし・にびょうし・やなぎおどり・もみじおどり・きりおどり・すもうおどりからなり、続けて踊ることになっている。かつては、その後棒使いの演舞があり、そして最後に後座(あとざ)という獅子踊りの演舞で終わっていた。湯ノ又に伝わるささらは集落内では以前、盆の13日におこなわれ、集落の親方衆といわれる家の庭先で演じられてきた。5月19日の神明社(五城目町)の例祭前日においても神楽殿で踊られている。囃子方は鳴りものといって太鼓、竹、すり鉦がつけられている。協力元:内川ささら保存会/内川こどもささら育成会

ささら・駒踊りについて