所在地:男鹿市船越・潟上市天王
開催場所:東湖八坂神社境内
開催日:7月6・7日
指定:国指定重要無形民俗文化財東湖八坂神社のトウニン(統人)行事
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
東湖八坂神社祭礼におこなわれる太鼓囃子のひとつで、この神社の氏子が大きくふたつに分かれているので、両町内の子どもたちでおこなわれてきた。山太鼓は大きな太鼓をひとりが担ぎそれをバチで打つのであるが、これに笛と、供養塔婆(くようとうば)で作ったササラもあわせて奏でられる。祭礼日の夕刻には両町統人による七度半詣(ななどはんまいり)がおこなわれるが、その際にこの太鼓囃子が付けられる。またこの太鼓は祭礼当日に山太鼓が境内に響くなか、御神輿の巡幸にあわせて、酒部屋で神格をまとった神人(素戔嗚尊)が御神牛に乗り、船越水道(天王岸)へと練ると、くも舞にしたがった山太鼓連中は山太鼓を一斉に打ち鳴らす。この時同時に船上では深紅の衣で身を包んだ神人(八岐大蛇)がくも舞を演じて終わると、ササラを船縁に打ち付けて壊し、水道に流してやる。山太鼓はこの行事が終わると終了する。協力元:東湖八坂神社トウニン行事保存会
太鼓風流・祭り囃子について