金山太鼓(きんざんだいこ)

所在地:大館市比内町大葛
開催場所:金山墓地・金山神社・稲荷神社・地域内各所
開催日:8月13日
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
金山太鼓は大葛にあった鉱山によって生まれたものといわれる。鉱山で働く人びとの繁栄や癒しのためであったとされる。今日では先祖供養のためとして大太鼓を鳴らして金山墓地や集落内各所を演じて渡るものである。もともと抗夫達によって奏でられたとされることから、力のあることを誇示するかのように次第に太鼓も大きくなり、独自の進化を遂げたともいわれる。太鼓の大きさは約3尺5寸(約1.1m)もあるといい、かなり重くなっている。演目には盆踊りの曲もあったが、調査時点では供養太鼓1曲のみしか伝わらない。集落の山々に響くように強打するため、その強く大きな音が特徴とされる。太鼓には笛や鉦もつけられたというが、調査時点では伝承されていない。協力元:大葛金山民俗芸能保存会

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