からめ節金山踊り(からめぶしかなやまおどり)

所在地:鹿角市尾去沢
開催場所:鹿角市民センター
開催日:5月14・15日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
山ノ神を祀るとされる両社山神社(りょうしゃさんじんじゃ)の祭礼でおこなわれる奉納演舞であるからめ節金山踊りは、この地帯に江戸時代からあった鉱山(尾去沢鉱山)の発展と安全を祈っておこなわれたものという。からめ節は別名金山節、または、石からめ節ともいったもので、抗夫や選鉱婦(せんこうふ)の仕事のなかから自然に生まれた作業歌である。歌詞は方言が多く取り入れられて、素朴さがみられる。踊りは砕石選鋼の所作を真似た踊りといわれ、楽手の奏でる三味線、鉦、太鼓の旋律に合わせて演舞される。からめ節というように唄い手による唄もつけられ、かつての舞い手は女性ばかりであったが、現在は男女の別がない。からめ節にあいや節、花見帰りもおこなわれている。協力元:尾去沢からめ節保存会

風流について