所在地:にかほ市象潟町中橋町
開催場所:八幡神社・地域内各所
開催日:5月第3土・日曜日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
シャギリは賑やかな囃子や舞をつけた祭礼の神賑(しんしん)行事とされている。車切の始まりの年代は不明とされるが、起源としては、昔修験者が山中修行の時に魔物につかれないために奏でたものが発展したといわれ、車切は遮ることだという。中橋の車切は中橋八幡神社の祭礼によるとされるが、塩越総鎮守である熊野神社祭礼も同時におこなわれることから、塩越地区を巡行して演じられている。屋台の運行は大人が引くが演じるひとは子どもとされている。中橋の八幡神社から出て、また神社にもどり納める。車切は単独で屋台を引き回すが、屋台には囃子方と踊り人が乗り、巡行中に各家々の前に屋台正面を向けて演舞される。演目にはヨジロベエ・キツネケ・ロッポがあり、これを繰り返しておこなう。囃子は大太鼓・小太鼓に笛がつけられるが、今は笛吹きは廃れている。協力元:象潟町車切保存会
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