所在地:にかほ市三森
開催場所:薬師神社・地域内各所
開催日:1月4日
カテゴリー:獅子神楽
十二段獅子舞という獅子舞演舞を中心として地域を巡行し祈祷舞を各家々でおこなっている。十二段獅子舞は二人立ち一頭獅子舞で、舞をするときは太夫(神官)が神前を背にして、小机を置き、カンジョウ(神札)とお供物(米・スルメ・昆布など)をあげて、それに向かうようにして獅子舞が演じられる。舞では大きく5段に分かれるというが、舞中では太夫が差し出す神札やスルメ、昆布など獅子頭が必ずくわえて左回りに舞う作法があり、その後に歯固め、獅子の耳を幕で被せて舞う耳被りなどの作法も特徴的である。舞の間、太夫は獅子舞に向かって祝詞を奏上している。この巡行はたいてい正月、小正月におこなわれるもので、氏子地域を越えて各地に廻ることもあった。三森では太夫、舞い手、囃子手(太鼓・笛・鉦)にお供の人びとがつき、巡行にあたり家に入るときは必ず「お頭おいで」と唱えるものである。もと正月7日におこなわれ、この日は七日堂の意味が込められていた。協力元:三森御頭保存会
獅子神楽について