所在地:由利本荘市鳥海町伏見字上貝沢
開催場所:随所
開催日:随時
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
からうすからみとは、餅搗き臼を中心としてその周囲を四人の舞手がからみ棒を持って、臼の餅をつくかのように棒を突き、さらに臼の縁をからみながら、飛び跳ねたりまた棒をぶつけたりする舞である。この舞は周辺地域に伝承されている獅子舞番楽の演目にもあることから、これだけが単独に伝承されたものとみられる。からみをするときには民謡が歌われるが、その曲は土方節、飴売り唄、臼挽き唄の3曲とされている。寛永年間(1624~1645年)に始められたといわれ、矢島藩生駒氏の御前や神社の秋祭りに盛んに演じられたという。伝承面では獅子舞番楽の系譜をひいているかのように、以前は長男だけに伝承されてきたといわれるものである。協力元:貝沢からうすからみ保存会
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