所在地:由利本荘市葛岡
開催場所:金峯神社・地域内各所
開催日:8月14・15日/9月9日/11月23日
カテゴリー:獅子舞・番楽
『金峯神社誌』によると、仙北郡から来たというヤノスケなる者が伝えたという番楽であったが、別伝では赤田長谷寺閑居(かんきょ)是山泰覚(ぜざんたいかく)が獅子頭を彫ったとされるのが金峯神社で保持されたという。それで、是山が伝習したのではないかともいわれてきた。言立本(いいだてぼん)には甚舞・天女・気方・鳥舞・式・扇菜・三場・高立・巣信・鞍馬・幕揃・屋嶋・五条の橋・機織り・金巻の15演目がみられる。これによると番楽があったとされるが、消滅してしまった。獅子舞だけが残されているが、甚舞と獅子振りとに分かれ、言立本(いいだてぼん)の甚舞はこの神舞を指している。特に神舞を重要視していて、番楽のなかの式舞を意味するとされている。この獅子舞は悪霊祓いのために神社の例祭のほか地域内の門付けでもおこなわれている。協力元:葛岡金峯神社獅子舞保存会
獅子舞・番楽について