天神あやとり(てんじんあやとり)

所在地:由利本荘市鳥海町上笹子字天神
開催場所:月山神社
開催日:9月第1土曜日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
伝えによると、昭和の初めに笹子天神集落の佐藤義信が院内銀山(旧雄勝町)を訪れた際に、四国から巡業中の一座から、「あやとり」芸の手ほどきを受け、集落に伝えたのが始まりとされる。あやとりと名付けられているようにあや棒2本を両手にとって巧みに操るものである。最初締太鼓で景気のよい囃子が入り、引き続いて笹子小原節が入るとそれに合わせて、ザクザクと音の立つあや棒を上下左右や交互に操る作法がみられる。笹子小原節はこの地の景勝や名物を巧みに歌い込んだもので、この民謡とあや棒の動きの軽妙さが見所でもある。協力元:天神あやとり保存会

風流について