元城盆踊り(もときぼんおどり)

所在地:雄勝郡羽後町西馬音内堀回字元城
開催場所:神明社・地域内各所
開催日:8月14日
カテゴリー:盆踊り
元城という地名の通り中世に小野寺氏居城とした西馬音内城の麓にある。そのために城下町を形成してきたが、落城後、小野寺氏を偲んで盆供養に踊られ始められ、代々この地の人びとが盆踊りを始めたとされる。そのために、西馬音内の盆踊の元になるものといわれる。古くは7月の16日から20日までの毎夜続けられたもので、送り盆の意味があった。村の中央部に篝火(かがりび)を数カ所に焚き、櫓(やぐら)太鼓を叩き、三味線、笛、鼓で合奏して踊り子を呼ぶ。村のひとをはじめ、近隣からさまざまな服装で集まると篝火を中心に楕円形を描きながら踊り周るものであった。踊りは音頭とガンケからなる。音頭は秋田音頭のことで、地口の取り入れられた奇妙なテンポで繰り広げられる。協力元:元城獅子舞保存会

盆踊りについて