愛宕神社神楽舞(あたごじんじゃかぐらまい)

所在地:大仙市南外字大畑
開催場所:愛宕神社
開催日:4月23(宵宮)・24日(本祭)
カテゴリー:獅子神楽
愛宕神社神楽舞は神社祭礼において奉納される獅子舞であるが、二人立ち一頭獅子舞を中心としておこなわれる獅子舞の前に、湯立てをともなう神楽の演舞数番がつけられる総称とされる。これらはいわゆる祭礼神楽のひとつであるために、寄合の神職が奏楽、演舞をおこなっている。この日は始めに社殿で神事祭式の後、神社の長床において一間四方の舞台が設置された上で舞がある。ここでも最初に祭式があり、続いて五調子の舞・湯加持・巫子舞・剣の舞・山の神舞がある。その最後がいわゆる獅子舞である。湯加持というのは、この舞台すぐ脇に据えられた湯釜で沸かした湯を湯箒(笹箒)でかき混ぜて、その湯箒で湯花を散らしながら舞うもので、一種の清めとされる。獅子舞は最初に獅子頭を神前に安置して、その前で扇や鈴を採って舞い、その後で獅子頭を舞わせるものである。ここでは鳴き獅子といわれる獅子笛を吹きながら舞われているものがある。かつてはこの長床での獅子舞の後、集落を獅子が巡行して門付けをしたものだという。囃子には、太鼓、笛、手拍子鉦がある。協力元:愛宕神社

獅子神楽について