金浦神楽(きんぽうかぐら)

所在地:にかほ市金浦
開催場所:金浦山神社・地域内各所
開催日:2月4日/4月23日/5月第2日曜日・前日(宵宮祭)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
金浦の元町を中心とする6集落でおこなう太鼓芸である。この神楽は、江戸時代の末ころ黒川(旧金浦町)の若者が庄内地方(現山形県)に牛の飼育を習うために該地に滞在したときに、土地の番楽を習い覚えて、それを伝えたといわれる。しかし現在伝承されている神楽にはほとんど番楽の要素はみられない。戦後元町の若者たちが、町の復興と五穀豊穣、大漁満足、海上安全を祈り金浦山神社(このうらやまじんじゃ)に奉納してきたものである。そのため今日では金浦山神社の祭礼で盛大に奉納披露されている。演目には、通り神楽、奉納神楽、創作通り、早替わり、があるが、太鼓芸らしく太鼓を背にして打つ動作が特色だといわれる。協力元:金浦神楽保存会

太鼓風流・祭り囃子について