所在地:北秋田市坊沢
開催場所:永安寺・坊澤神明社・地域内各所
開催日:8月14日
カテゴリー:ささら・駒踊り
現在は盆の14日だけとなっているが、かつては13日から20日までの間、村内をはじめ周辺集落にも出て演じ、お花(祝儀)をもらうものであった。獅子踊りの起源は不明だが、先祖供養の意味で踊られるというので盆の期間が選ばれているという。踊りの日は神社に安置されている獅子頭を神職が鄭重に取り出して、役員や舞手たち一同で拝礼をしてから始められることとなっている。踊りには決まった順路があって、永安寺(えいあんじ)から演じて神明社に至り、順次村内を廻って、特定の路上、庭先で踊るものである。最後は五義民碑の前と決まっている。移動には隊列を組み、踊り場に入ることをぶっこみという。奴踊りにはこのぶっこみと、廻り奴・あや奴・朝日山があり、退場はしだし奴で終える。この奴踊りはあや(棒)の振り方、前後にはねる動作、扇のひねり方などに特徴があるとされる。次が獅子踊りであるが、4場面に分けられてきた。獅子踊りは手と体のひねり、獅子頭の上下の振りなどが激しいものとなっている。そして最後には棒使いがおこなわれる。協力元:坊沢獅子踊り保存会
ささら・駒踊りについて