地下ノ沢番楽(ちかのさわばんがく)

所在地:由利本荘市東由利黒渕
開催場所:御嶽神社・番楽宿・地域内各所
開催日:7月下旬(幕開き)/8月7・14日(令和2年度の再調査時点で休止中)
カテゴリー:獅子舞・番楽
地下ノ沢番楽は村の鎮守社御嶽神社の祭礼にあたり奉納される獅子舞と番楽舞からなる。宵宮祭にあたり仮設舞台を建てて、そこで披露されてきた。また8月盆には集落内を巡行して、獅子舞をおこない悪霊祓いとしている。番楽宿は代々決まっていて、御嶽神社別当家があたっている。盆は番楽宿で最初に舞ってから順次各戸に移る。番楽舞は、先番楽・鳥舞・翁舞・三番叟・若子舞・鐘巻き・万歳・三人太刀・一人餅つき・から臼からみ・二人番楽・八島など昭和50年(1975年)ころまでは48番全てが演じられていたが、調査時点では獅子舞のみ披露されていた。獅子舞人、幕取り、ボンテン、番楽の舞人に囃子方は太鼓、笛、鉦で構成されている。獅子廻しには道中囃子があり、集落内の家々の氏神にも奉納して廻り、夜を徹しておこなわれるものである。協力元:地下ノ沢番楽保存会

獅子舞・番楽について