前郷獅子こ踊り(まえごうししこおどり)

所在地:由利本荘市前郷
開催場所:日枝神社・地域内各所
開催日:9月第1土~月曜日
カテゴリー:ささら・駒踊り
前郷の鎮守日枝神社祭礼の時に舞われる獅子こ踊りは、いわゆる一人立ち三頭獅子舞である。舞手と楽手に供がつけられて構成される。旧上町4町(上町・仲町・神町・小友町)の獅子舞で、かつては4町それぞれに獅子こがあったが、今は4町で一組しかなくなった。雌獅子(赤)と雄獅子(青・黒)の小さな獅子頭を頭に被り、腰に太鼓をつけてこれを叩きながら、跳躍をしたり、腰をかがめたりして激しく動きながら舞うのが特徴である。雄獅子二匹が雌獅子をかばう仕草を舞ったものというが、明確ではない。踊りには1番から3番まであり、これによって構成されているが、踊りに入る前にはヒョンノウ(兵野)という囃子があり、このときに獅子三匹は対抗しながら一巡する仕草がある。ヒョンノウはまた、町廻りの時に神社の鳥居前や寺院山門前を通る時に奏でるものとされている。町廻りをする際の囃子があり、本番の曲とは異なっていて、これには獅子も腰鼓を叩いて拍子付けしていく。協力元:上町若者会

ささら・駒踊りについて