上舟木駒踊り(かみふなぎこまおどり)

所在地:北秋田市七日市字菅谷地岱
開催場所:随所
開催日:随時「(令和2年度の再調査時点で休止中)」
カテゴリー:ささら・駒踊り
かつては盆の13日、14日の2日間に村の広場、共同墓地などで盛んに演じられてきたが、その後竜森郷土芸能保存会を結成して大会や特別な祝いの場で披露されるだけになった。発祥は江戸時代初めに佐竹氏が秋田に転封されたときという伝承がある。今は駒踊りとされる芸能であるが、かつては獅子踊りもあったらしく、別に獅子頭が保管されている。その頃の伝承として、獅子納めでは獅子を殺してご神酒をかけて清めるものだったという。かつて演目には12種以上あり、馬引きといって、最初に駒踊りの一人を連れ出し、この時馬引き歌を歌うものがあったが、調査時点では入り駒・乗り戻し・膝折り・岡崎・七五三の片乗りのみが伝承されている。駒の作り物を腰に据えて、武者の姿をして馬乗りをするような姿で踊るもので、騎手と馬を表すように激しく跳ねたり、馬頭を上下左右に動かし、手綱をひくようにした動作がみられる。囃子には太鼓と笛があり、総じて拍子が速いものがみられる。協力元:竜森郷土芸能保存会/北秋田市立鷹巣南小学校

ささら・駒踊りについて