沼館八幡の獅子舞(ぬまだてはちまんのししまい)

所在地:横手市雄物川町沼館
開催場所:沼館八幡神社・地域内各所
開催日:9月第2日曜日(八幡神社祭典)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:獅子舞・番楽
納豆八幡とも称された沼館八幡神社の祭礼で演じられる獅子舞である。延久2年(1070年)に京都石清水八幡宮より源義家が兜に納めてきた守り本尊とされた観音を、この神社に納めて祭った。その際、獅子頭を先頭に神主八乙女らの下向道中、諸国村々において国家安穏、悪魔退散を祈り、矢神八幡宮まで来た時の姿を獅子に舞わしたものだという。そのために勇壮な場面があるとされる。演舞には口割りという1番のみが伝承される。口割りは、刀を持った舞手が、獅子とからみ最後に刀で獅子の口を割るというものである。獅子との戦いを表わしているとされる。囃子には太鼓、笛、手平鉦がつけられる。協力元:沼館八幡神社獅子舞保存会

獅子舞・番楽について