田中おどり(たなかおどり)

所在地:横手市平鹿町浅舞字浅舞
開催場所:横手市平鹿地域局前の通り
開催日:8月18日
カテゴリー:盆踊り
浅舞(旧平鹿町)の田中に伝わる盆踊りである。この踊りは村の上村家によって伝えられたものとされ、今でも上村家が古いのだという。伝承によれば上村家の先祖は元々鍋倉(旧平鹿町)に住んでいて、鍋倉の永蔵寺(ようぞうじ)が、上村家とは親戚となったことにより、寺に嫁いだ上村家の者が周辺の若者に踊りを教えたという。田中おどりは、股引き、半纏姿での男踊りとされ、大変激しい踊りだといわれてきた。所作では決して手のひらを見せてはいけないということもあり、勇壮闊達な踊りは女性ではもたないともいう。演目は3番ある。調査時点では囃子は行っておらず、録音の再生にあわせて踊っていた。協力元:田中おどり保存会

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