所在地:横手市十文字町木下
開催場所:鹿嶋神社・地域内各所
開催日:海の日の前日
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
集落内に祀られてきた鹿嶋神社の祭礼としておこなわれる、鹿島人形立ての行事にともなう祭り囃子である。藁やガヅギ(真菰)によってつくられた等身大の鹿嶋明神といわれる人形を荷車に乗せて、村内を巡行して、最後に神社に人形を納めるという祭礼である。主として村内安全を祈るものという。囃子は、荷車の後部につけられた太鼓を台車の移動とともに叩きながら進み、それに笛がつけられて、巡行にともない囃すものである。演目に名称はなく、終始同じ囃子を繰り返していく。この鹿嶋人形立ての行事は明治7年(1874年)の記録が残ることから、祭りそのものはこれより以前からあったものと推定されている。協力元:木下・北沢町内会
太鼓風流・祭り囃子について