所在地:横手市雄物川町南形
開催場所:稲荷神社・地域内各所
開催日:7月16日前後の休祝日
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
年番という氏子組織でおこなわれる民俗祭礼である鹿嶋送りにつけられる祭り囃子である。深井(旧雄物川町)と合同でおこなわれているものだが、大鹿嶋はなく、神社の側を流れる川端に藁で造った舟をあらかじめおいて、それに巡行中に奉納された鹿嶋人形を移して、最後に人形を川に流すという行事である。この鹿嶋流しの行事にともない踊り屋台と囃子がつけられるものである。演舞には秋田音頭、さいさい、剣ばやしがある。囃子は締太鼓・横笛・手平鉦で、調子は総じて早いものとなっている。さいさいはこの地方一帯に伝承されてきた祭り囃子に踊りが付いたもので、手拭いを採って踊る手踊りが特色である。さいさいの語源や意味は不明だが、かけ声としている「キッタカ、コリャ、コリャ、キタサカ、サイサイ」の、サイサイが際立って聞こえることから名付けられたともいわれる。協力元:南形町内会
太鼓風流・祭り囃子について