所在地:由利本荘市日役町
開催場所:八幡神社・日役町内・旧本荘市内各所
開催日:9月第3日・月曜日
指定:県指定無形民俗文化財
カテゴリー:ささら・駒踊り
この踊りは悪魔退散、火難除けの祈りが込められたものとされることから、本荘藩の北門の堅めにあたる地の日役町に伝承されたのだといわれる。その起源は定かではないが、慶長14年(1609年)に最上氏の臣であった楯岡満茂が本荘を支配したときにもたらしたとか、元和8年(1622年)最上氏改易後の常陸国から移封した六郷政則ともに伝来したとか、関西系の船乗りたちによって伝えられたのだという説がある。一人立ち一頭獅子で、女獅子、中獅子、大獅子の三匹による、終始三角形をなしながら躍動するような踊りが特徴である。八幡神社の祭礼(敬老の日前の日曜日)に奉納されるが、この日の正午に祭礼当番町から若者宿(現在観音堂)への使者が出され、獅子踊りを七度半迎えの儀礼をすることになっていた。祭礼の翌日は裏祭といって、祭礼の後片付けをするものだが、この日にも市内各所で踊っている。協力元:日役町獅子踊保存会
ささら・駒踊りについて