羽川剣ばやし(はねかわけんばやし)

所在地:秋田市下浜字羽川
開催場所:八幡神社・地域内各所
開催日:9月第3日曜日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
羽川は秋田市の南端にある下浜郷にある古い集落である。中世に由利十二頭の新田義政(にったよしまさ)が支配し、居城を持ち、羽川姓を名乗ったことによる地名である。剣ばやしは、羽川小太郎(はねかわこたろう)が仙北地方に攻め入り大曲城を落としたとき、自ら先勝の宴で剣を振るって舞い、居合わせた人たちには銀扇を与えて踊らせたというのが始まりとされる。その後、時代とともに剣舞は廃れ、扇の舞だけが女子によって伝えられた。調査時点では鎮守社の祭礼やお盆などに舞われている。協力元:羽川剣ばやし保存会

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