西目潟保八幡神社神楽(にしめかたほはちまんじんじゃかぐら)

所在地:由利本荘市西目町西目字潟保
開催場所:八幡神社・地域内各所
開催日:4月14・15日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:大神楽
一説には天明元年(1781年)に伊勢から楽師を招いて習得したとされ、また一説によると伊勢参宮の時に某地の神楽を習得したものともされる。いずれにしても伊勢大神楽の系統を意味しているとみられるもので、二人立ち一頭獅子による獅子舞である。この獅子舞はまず、くもの舞といって獅子と歳蔵の掛け合い問答がおこなわれる。問答のなかには「天照大神」という言葉もみられる。次に、御幣を採って舞う御幣の舞、鈴と扇子を採って舞う鈴の舞となる。最後には、こねりの舞が舞われ、ここの神楽は四段に分かれている。獅子舞の最中は歳蔵がササラを摺りながら獅子の鼻先を動き回るものである。八幡神社の祭礼の時に神前に奉納されるが、その後「おいで獅子」といって、青年たちが獅子頭を持って集落内をめぐり、門付けをする行事がある。これには太鼓がつけられる。協力元:潟保八幡神社神楽保存会

大神楽について