錦木古川大太鼓(にしきぎふるかわおおだいこ)

所在地:鹿角市十和田錦木
開催場所:稲荷神社境内
開催日:8月7・14日
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
錦木塚祭及びお盆の14日におこなわれる太鼓芸のひとつ。錦木地域には8組の若組があって、それぞれ拍子が異なるものの、錦木第一大拍子だけは同じとされている。錦木古川大太鼓は大太鼓というように皮の経は3尺8寸(約1.15m)もあり、胴は桶状に組み立てられた長さ5尺(約1.5m)とされるもの。重さは約45kgという。打ち手がひとつの太鼓を帯で担ぎ、両手に持ったバチで打ち鳴らす。たいていはそれに補助員がつく。演目には錦木第一大拍子・古川五拍子・古川大拍子・センリツ・錦木スカザケ・古川三拍子がある。太鼓は3ガラ(個)以上を用いて、いずれの演目にも笛の伴奏がつき、合わせて奏でられる。錦木では他の大太鼓と異なり、一人太鼓の場合の叩き方や襷掛けが異なるとされている。そのため、もともとは他村には公開しなかったものだった。打ち手の服装は田モンペに野良着、袢纏を着け、手拭い鉢巻、黒足袋、藁草履としている。協力元:錦木古川大太鼓保存会

太鼓風流・祭り囃子について