毛馬内の盆踊(けまないのぼんおどり)

所在地:鹿角市十和田毛馬内字毛馬内
開催場所:地域内各所
開催日:8月21〜23日
指定:国指定重要無形民俗文化財
カテゴリー:盆踊り
送り盆の時期におこなわれるもので、大太鼓と笛の囃子で踊る大の坂踊りと、囃子が入らないで唄だけで踊る甚句踊りの2演目がある。大の坂踊りは京都の念仏踊りの流れをくむとされ、甚句踊りは南部領であった約450年前に戦から帰った将兵をねぎらう舞であったのが始まりとされている。現在ではこれらに毛馬内じょんから踊りを加えて盆踊りが構成されている。2つの踊りはともに篝火(かがりび)を囲んで踊る輪踊りで、常に内側を向いてゆったりとした調子で舞われている。服装は、箪笥(たんす)の底を着るといわれるように紋付きに蹴り出し、きらびやかな帯を締めて、男女とも手拭いのほおかむりで踊るのが特徴とされる。協力元:毛馬内盆踊保存会

盆踊りについて