小坂七夕祭(こさかたなばたまつり)

所在地:鹿角郡小坂町小坂
開催場所:地域内各所
開催日:8月6・7日
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
小坂七夕の由来は、小坂鉱山で働く抗夫のうち、弘前(現青森県)あたり出身の者が七夕に地元のねぶたを偲んで始めたものとされる。大きな絵武者のものや武勇物語に因んだものなど、大灯籠を台車に乗せて引き回す七夕祭礼である。この台車には同時に大太鼓、小太鼓と鉦(レールを裁断したもの)の囃子が乗せられている。それに合わせて、笛とハーモニカが演奏されるという独特なものとなっている。演目には、ばか・がんまく・だんだりっこがあり、それに「もとやま」という曲もあったが、調査時点では「もとやま」の伝承は少なくなった。この囃子は、台車を引く歩調に合わせたものだとされ、ゆっくりとしたものとなっているが、町内を巡り終えて自町に帰るときはさらにゆったりめになるという。協力元:小坂町七夕祭振興会

太鼓風流・祭り囃子について