富根報徳番楽(とみねほうとくばんがく)

所在地:能代市二ツ井町飛根字富根
開催場所:愛宕神社・愛宕神社前広場
開催日:7月23日/9月敬老の日前日の日曜日
指定:県指定無形民俗文化財
カテゴリー:獅子舞・番楽
富根の報徳番楽は、寛政5年(1793年)に川井村(旧合川町)より伝えられたという。当時阿仁川から米代川に下ったという川井村の筏流しの人びとによって宿場であった飛根に伝承されたものとされるが、実際は飛根の人びとが川井に習いにいったものとみられている。愛宕神社の祭礼に奉納演舞されているが、平成24年(2012年)からは昔どおり9月中旬の作休み豊作祈願にも演舞されている。演目には、荒舞・鳥舞・千歳舞・翁舞・三番叟舞・朝飯舞・機織舞・蕨折舞・汐汲舞・鈴木舞・さぎり舞・山ノ神舞・水の扇・恵比寿舞・大黒舞・三嶋節がある。荒舞により幕開けとなり、三人舞・二人舞・一人舞に分けることができる。囃子には太鼓、笛、鉦、拍子木がつく。この拍子木は舞台を叩き囃すものである。協力元:富根報徳番楽保存会

獅子舞・番楽について