所在地:男鹿市船越
開催場所:船越水道水面上
開催日:7月7日
指定:国指定重要無形民俗文化財東湖八坂神社のトウニン(統人)行事
カテゴリー:風流
東湖八坂神社の祭礼でおこなわれるもので、例祭に奉納されている。この祭礼では天王側から出される神人(素戔嗚尊)が黒牛に乗って町を練り歩く「牛乗り」と対になったもので、船越水道(水上)を2艘の舟に立てられた柱に綱を張り、その上を舞台にした、船越側から出される赤い衣で全身を覆った神人(八岐大蛇)が、とんぼ返りの舞を演じるものである。これは神話を再現したとされ、古事記にみえる「八岐の大蛇退治」の故事と、地域の水神信仰が習合したものとされ、祭礼では特に豊作・豊漁・悪霊退治を祈願するとされている。くも舞はもともと細い綱を渡る姿をクモに見立てていう綱渡りの一種で、室町時代から江戸時代初めにかけて流行したものという。協力元:東湖八坂神社トウニン行事保存会
風流について