鷹巣盆踊り(たかのすぼんおどり)

所在地:北秋田市材木町
開催場所:銀座通り
開催日:8月14・15日
カテゴリー:盆踊り
幕末の慶応3年(1867年)に、旧鷹巣町の商人衆の肝煎りによって古くからこの地でおこなわれてきた盆踊りである。大ノ阪踊りやジョスケ踊りなどを競り市場でおこない、豊作を祈る盆踊りとしたものが今に伝わっている。盆踊りは中に櫓(やぐら)を立てて、盆踊りの日の宵闇迫る頃に寄せ太鼓が打たれると、人びとが三々五々集まってくる。唄い手の音頭で踊り、後半はそれについて踊り手も唄いながら輪踊りをしていった。盆踊りはかつて次の日の夜明け前まで踊ったともいわれる。服装は浴衣を主とするが、手拭いを被ったり、仮装したりして踊るものもみられたという。調査時点では、大ノ阪踊りがかろうじて伝承されるが、ほとんどが近代に流行した盆踊り唄でおこなわれている。協力元:北秋田市観光協会

盆踊りについて